for crying out loud は、文の前後につけて怒りの気持ちを表すものです。
直訳すると「〜と大声で叫びたい」ですが、日本語の訳し方に悩みます。
前後の文章を加味して、怒りの表現を付け加えましょう。
一例として、
文頭につける場合の訳は、怒りの気持ちのこもった「頼むから〜」などとするとよいです。
文末につく場合は、「〜で腹が立つ」という訳でわかりやすく表現することもできます。
実際にどのように使われているか、映画「プラダを着た悪魔」で見てみましょう。
映画「プラダを着た悪魔」では
有名なファッション紙の編集長ミランダの秘書、エミリーが風邪気味で調子が悪い中、
主役のアンディが心配して話しかけます。
アンディ:How’s the cold doing?
訳:風邪の調子はどう?
エミリー:Like death warmed up, actually. (中略)I’m wearing Valentino, for crying out loud.
訳:もう死んでる。(中略)バレンティノを着るっていうのに、腹が立つ。
エミリーは、ずっと楽しみにしていたパーティが今夜あるのに、風邪を引いてしまった自分に対して腹を立てているのでした。
その前の、Like death warmed up (もう死んでる)も興味深い言い回しですね。
では、この後も「プラダを着た悪魔」で英語を勉強していきましょう!
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「プラダを着た悪魔」の重要フレーズ部分の英会話を集めました。聞き流しやBGMにもおすすめです。
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