日本語なら「〜になる」はこの一つでいいのに、英語の場合はそのあとに続く単語の種類(品詞)で、get/become/come to と使う単語が変わってきます。
最初は面倒ですが、使い慣れてくればなんてことはないので、慣れるまで使い倒してしまいましょう!
「〜になる」get + 形容詞
「〜になる」の「〜」の部分が形容詞ならば、get が使えます。
I’m getting better.
良くなっています。
better は 形容詞 good の比較級ですね。
It’s getting darker and darker.
だんだん暗くなってきている。
dark は、暗いという形容詞です。
He got angry.
彼は怒った。
angry は、怒ってという形容詞で、この場合の get(got) は、怒った状態になる(なった)という動きを表しています。
「〜になる」become + 名詞 or 形容詞
「〜になる」の「〜」の部分が名詞ならば、使えるのはbecomeのみです。
He became a doctor.
彼は医者になった。
注意が必要なのは、want to で「なりたい」という場合です。
I want to be a doctor.
私は医者になりたい。
○ want to be
× want to become
want to のあとは becomeではなく beがくるのが一般的なので、注意しましょう。
become + 形容詞もできます。
It became difficult.
それは難しくなった。
「〜になる」come to + 動詞
「〜になる」の「〜」の部分が動詞ならば、come to を使います。
You will come to understand the question.
あなたはその質問の意味がわかるようになるだろう。
He came to be known as a doctor.
彼は医師として知られるようになった。
まとめ
get + 形容詞
become + 名詞 or 形容詞
come to + 動詞
「〜になる」は、英語の場合、上記の3つの使い分けが必要となるので、いろんなパターンを自分で作って慣れてしまいましょう。