不定詞の前の意味上の主語は、for を伴うことが多いです。
① It is easy for him to solve the problem.
しかし、of になる時もあります。
② It is kind of him to show me the way to the station.
さて、この違い、文章からだけでわかるでしょうか?
どちらもitから始まる似たような文章なので、混乱しがちです。
この違いを難しく言うと・・・
「補語が人の性格・性質を表していると 意味上の主語の前置詞は of になる」
となるのですが、それでは大変わかりづらい!
ところがこの前置詞 for と of の使い分け、見方さえわかってしまうととっても簡単なんです。
目をつけるのは、it is の後の補語(今回の場合 easyとkind)と、意味上の主語との関係です。
①の場合、× He is easy という形は成り立ちません。
②の場合、◯ He is kind. という形は成り立ちます。
つまり、意味上の主語 = 補語 ならば、of となるのです。
それ以外は、for だと考えればいいのです。
どうでしょうか?スッキリしましたか?
ちなみに、意味上の主語の置き場所は、どちらの場合も、to不定詞の直前になります。
とっても良く使われる表現なので、身近なものでたくさん練習してみてくださいね